第2回「福島みずほと市民の政治スクール」

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  5月26日、第2回「福島みずほと市民の政治スクール」が、東金市内で開催され、140名が参加しました。
今回の「政治スクール」は、社民党の福島みずほ党首が講師となり、国会を巡る情勢や課題について講演しました。
「政治スクール」は、地元東金市の水口剛市議の司会で進められ、党千葉県連合代表の小宮清子県議の挨拶、民間中小で働く方、沖縄県出身の方、福島県から来ている方の紹介、報告を頂きました。
講演で冒頭、福島党首は、「武器輸出三原則」の緩和など、改憲の動きが急速に進んでいることに危機感を述べました。
また、原発について、電力不足を煽りながら再稼働を進める動きに、「節電努力や他の電力供給施設の稼働で乗り切れる」として、東電福島第一原発事故の原因究明も終わらないなかでの「収束宣言」に続き、原子力規制庁も出来ていないなかで、「再稼働ありきで何が何でも稼働させようとしていることは明確」と批判しました。
さらに、「非正規雇用が増え、年収200万円以下の人が1,000万人を超え、一方正社員は長時間労働で過労死の不安、加えて消費税増税は暮らしを壊す」と、消費税増税ではなく、法人税を以前に戻し、不公平税制の是正などを進めるべきだと訴えました。
そして、「野田政権は、原発再稼働と消費税増税に突っ走っている。自民も問題。忘れてはいけないのは、原発を進めてきたのはそもそも自民だ。今国会では、民主と自民は消費税増税では一致している。大震災・原発事故で苦しんでいる方々、年金がどうなるのか、今でも暮らしはギリギリという人たちを横において、政局の駆け引きばかり。国会、政治を国民の手に戻すために一緒に政治に参加しよう」と呼びかけました。「政治スクール」終了後には、女性たちが中心となり茶話会が開かれ、50人近く方々が福島党首を囲んで語り合いました。


20120526

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