陸上自衛隊木更津駐屯地における米海兵隊オスプレイの騒音比較飛行に抗議する声明

 本日防衛省及び在日米軍は陸上自衛隊木更津駐屯地において、米海兵隊オスプレイMV-22と現在木更津駐屯地に配備されているCH-47JAの飛行及びホバリングにおける騒音比較をするためとして、オスプレイの飛行を行った。

 我が党は、一昨年10月に防衛省より千葉県及び木更津市に対し、現在沖縄県普天間基地に配備されている米海兵隊オスプレイ「MV-22」24機、さらに2018年以降陸上自衛隊が順次導入を予定しているオスプレイ「V-22」17機の定期整備を陸上自衛隊木更津駐屯地で行う旨の説明があった際、その趣旨、問題の大きさからこの計画に反対を表明してきた。

 それは、第一に、この木更津駐屯地で定期整備を行うことを「沖縄の負担軽減」と位置づけているが、オスプレイの定期整備基地は現在日本には存在しない上、このことによってオスプレイが配備されている沖縄普天間基地の現状は何ら改善されるわけではなく、「沖縄の負担軽減」という位置づけはまったく当たらないということである。その反対に米軍オスプレイが首都圏を始め、全国に訓練ルートを設け、展開、即ち危険の拡散をするという事態を招いている。

 第二に、オスプレイはその構造からアメリカで配備されて以降、数多くのクラスA(損害額200万ドル以上や死亡事故など)といわれる重大事故を頻発し、近年では昨年5月のハワイでの墜落事故が記憶に新しい。防衛省は意図的に他のヘリコプターと比べても事故率は低いと述べているものの、実態は2015年9月末段階で事故率は2.64(2016年2月民進党近藤昭一代議士の質問趣意書に対する政府答弁書)と年々増大している。

木更津駐屯地は市街地や学校、病院に隣接しているとともに、北部には京葉石油化学コンビナートが広がっている上、羽田空港の旅客機の航路下にあり、その危険性は極めて大きいといえる。

 第三に、今回の計画が千葉県や市に説明されて以降、木更津市をはじめとした地域住民に対する説明が一回もなされていないことだ。ことが重大だけに影響を 受ける住民に対してしっかりと丁寧な説明をすべきで、それなしにオスプレイの飛行を先行させるなどは、断じて容認し得ない。市民の生活の安全、安心を何よりも優先すべきである。このことを怠っている千葉県と木更津市の対応にも強く抗議する。

 社民党千葉県連合は、今回のオスプレイの騒音測定飛行に強く抗議すると共に、陸上自衛隊木更津駐屯地へのオスプレイ整備拠点の設置を見直し、計画を中止するよう強く求めるものである。

2016年10月24日

社会民主党千葉県連合

代表 小宮 清子

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