都市部との格差是正をまちづくりの柱に

  平成17年12月5日、いすみ市の誕生から丸2年が過ぎました。新市建設計画に基づいて市の10年後を描いた総合計画が議案として審議されました。計画では(1)市民の一体感を醸成し市民生活の向上を目指す。(2)市民との連携、協働を重視。(3)実効性の高いものにする。としています。ここまでは問題ないが具体的な問題になると市民生活の向上は見えてきません。
政府自民党でさえ都市と地方の格差について是正しなければならないとして地方交付税を財政力の弱い地方に厚くする方針を打ち出しました。特に都市部と格差を実感するものは道路、排水、下水です。車がなければ生活できない地方ほど舗装率が低い。下水道の普及率では千葉県は63.7%で全国18位。56市町村のうち下水道未着手自治体は6市(いすみ市、山武市、匝瑳市、南房総市、勝浦市、鴨川市)13町です。
平成8年に作成した千葉県の汚水適正処理構想では下水道普及率100%を目標に平成29年度までの計画が作られています。それによれば、いすみ市は平成29年までに公共下水道で47%、農村集落排水処理で12%、家庭用小型合併浄化槽で29%、未処理地域12%になるという計画です。
今回のいすみ市の総合計画には汚水処理は全くふれていません。合併浄化槽を設置したくても流末が確保されず設置が出来ない地域が多くあります。敷地内に穴を掘り自然浸透式で処理している家庭もあります。このような都市部との格差をいつまで放置しておくのか。
生活環境の整備を都市部との格差是正という観点で汚水処理は緊急な課題となっています。日米構造協議で日本の経済は発展しているが下水道普及率は世界的に低いことが指摘され、当時普及率44%を5年後までに55%にすると言ったのは17年も前の話です。
提案された基本計画についてもう一度練り直す必要があると思い提案された基本計画に反対しました。都市と地方の格差是正を身近な生活から見直し、改善したいと思っています。

2008年3月23日

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