公立保育所の延長保育に正規職員の配置を

保育所の民間委託が進められ ていますが、その理由のひとつに「委託になれば延長保育などの保育サービスが向上する」としています。公立保育所は、19カ所中8カ所が試行として朝7時 から夜7時まで行われ正規職員が配置されています。残り11カ所は、朝7時30分から夜6時30分まで行われていますが、朝と夜の一時間は、正規職員が未 配置のまま保育が行われています。ですから、子供の受け渡し、薬や保護者の対応などすべて非常勤職員のみで行っています。
また、土曜日は、すべての保育所が朝の一時間と午後12時30分以降からは非常勤職員のみで対応していると聞きます。事故や災害時の対応などを考える と、責任のない非常勤職員のみで延長保育をさせていることは松戸市の保育行政の手抜き、保育サービスに対する市の考え方があまりにも無責任であると思いま す。そこで、全ての保育所の延長保育に正規職員を配置し、保育サービスの充実をさせるべきと考え、市の対応について質問しました。

非 常勤職員の現状については、先ほど述べたように、責任が重く、延長保育でも、昼間の保育と同様な保育を正規職員から要求され、保育所内研修やレポート提出 など正規職員と同様な仕事量であり、せっかく採用されても直ぐに辞めてしまうということを聞きます。正規職員と仕事が変わらないのに待遇面では大きな格差 がありますこの点については、再三改善を求めましたが、本年度から9年ぶりに20円アップして910円になりました。しかし、仕事内容にみあった賃金では ありません。賃金は、1年目も10年働いても同じであることも改善すべきと思います。日本は、国際労働機関ILO100号条約を批准しています。この条約 は「同一価値労働」「同一賃金」であり、均等待遇を求めるものです。
また本年4月からは、「改正パート労働法」が施行され、差別的な取り扱いの禁止、職務内容が同等の者に対する努力義務が新たに盛り込まれました。職務 内容が通常労働者と同等のパート等労働者については、「職務内容、成果、能力または経験などを勘案し、賃金を決定するよう勤める。」など均等待遇を図る努 力義務が事業者に課せられることになりました。そこで、保育所の非常勤職員に経験給の導入や有格者の時給の新設、休日休暇制度などについても正規職員と同 等に改善すべきと考え、市の対応について質問しました。

① について、事故や災害時の対応について、所長を中心とした連絡体制を図っており迅速な対応ができる環境を整えている。短時間保育従事職員の配置は、引き続き関係機関と協議する。
② について、改正パート労働法の対応について、昨今のパート労働者をめぐる問題など慎重に対応を検討し、関係機関と協議をしていく

20080623

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