銚子市立病院建て直しに向けて

20080930銚子市立病院_

  市長選挙で「市立病院の存続」を最大公約とした岡野市長が7月7日に会見で「9月末で全面休止、事務職員を除き病院職員を整理解雇」と発表してから2ヶ月が過ぎました。
市民らが急きょ結成した「公的医療を守る市民の集い」など、700名を越える2回の集会、デモ、短期間で取り組まれた「病院休止反対署名」は、何としても病院を残したいという市民の思いが、4万8千4百人という人口の約67%を集約するに至りました。
連合も、「市民の生命や健康はもとより、千葉県の地域医療全体にも影響を与え、地域医療の崩壊に繋がりかねない問題」として公設公営での存続を含めて、銚子地域の医療を守る立場で銚子市長はもとより、堂本県知事にも要請をしました。
多くの市民が市立病院で救われた現実が、銚子市議会は、記名投票なら「病院休止議案」を否決という状況にまでなっていました。

残念ながら、「病院休止議案」は、賛成13、反対12で可決しました。確かに結果は、敗北ですが、一旦意思表示をした議員が、それを撤回するなどありえないことでした。
自治体が運営する病院が休止に追い込まれた例で確認できるのは、大阪府忠岡町(昨年3月)などぐらいで、異例です。
病院休止の大きな要因に、前市政が、大学誘致に公費90億円以上を投入し、財政危機の最大要因を作ってしまっただけに、市民の思いや、声は、「たった1票 差で休止になってしまうのですか」、「病院はこれからどうなるのですか」、「もう駄目ですか、何とかならないのですか」という声が圧倒的です。

自分たちの力で新しい病院を立ち上げたいという意欲を持った医師・職員が数多く存在し、銚子市薬剤師会や医療関係者が、これら医師や職員をサポートし、「銚子市民病院」(仮称)開設を目指してきました。
この市民病院開設を踏まえ、次期診療体制が確立するまでの間、病院休止に伴う関係条例の施行を停止する条例案が九月議会に議員発議で提出されました。
しかし、またもや1票差で施行休止を求める条例案は否決されました。

「病院を休止に追い込んだ市長と議員は許せない」、「市長はリコールだ」などの声は、病院休止条例に反対した議員への「豚肉贈答」問題もあり、日増しに大きくなっています。
「市立病院」を建て直すための市長を選ぶことを目的にした、岡野市長解職請求(リコール)にむけた体制作りが、今、急ピッチで進められています
反核平和の火リレー夷隅地区実行委員会は21日、リレーの前夜祭として、市民より戦争体験を学ぶ集いを開催しました。「戦争中に真っ暗闇の中で結婚式をあ げた。お腹に子供がいるときに空襲から逃げながら実家にたどりついた。嫁の立場で子供にも栄養をとらせられなかった」と、戦争体験を語っていました。


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